2014年3月10日月曜日

息をのむ車窓の数々.2

任務と出会いの6日から一夜が明けました.
3月7日(金)は純粋に新潟から大阪への移動日となりました.

いろんな行程を検討しました.
「乗り鉄」としては新潟県のJR線の全線完乗も達成したい!
越後国一之宮「彌彦(やひこ)神社」の朱印も得ておきたい!
新潮社日本鉄道旅行地図帳「乗りつぶしノート・第2列車」
平成24年7月20日発行 80p.より抜粋



















少し小さい図面で見づらいかと思います.
図面下(南)少し右(東)寄りから上(北)に続くカーブの緩やかな
路線が上越新幹線です.北にたどり終点が新潟駅となります.
この区間も前日6日が初の乗車となりました.
さて,新潟県下で未乗区間がもう一つだけ.新潟から左斜め
下(南西)方向に伸びる越後線にお気づきでしょうか?
しばらく南西方向に進むと「吉田」という駅があります.
この「吉田」と日本海沿いに進むと「柏崎」という駅を結ぶ区間
が最後の未乗区間となったのです.
ということは,吉田駅を起点に西に2駅で「彌彦神社」の鎮座す
る「弥彦」駅,東へ5駅で信越本線の「東三条」駅を結ぶ弥彦線.
新潟~吉田間の越後線は,4年前の夏のひとり旅で乗車済み
だったのです.ただし4年前も彌彦神社は断念した経緯があり
ます.さて・・・

ですがあくまで業務の一環の移動日ですので,素直に大阪を
目指すルートをとりました.それでも新潟から柏崎の間は,幹線
の信越本線ではなく越後線を選びましたが・・・(苦笑)

通勤・通学客がすっかり姿を消した車内から撮影した「弥彦山」
が下の写真です.
吉田で一日わずか9便の柏崎
行きに乗り換え,新潟県下最後
の未乗区間の実にのんびりした
車窓をゆっくり味わいました.
柏崎に近づくにつれ,雪が強く
なり,各駅のプラットホームも
真っ白な薄化粧が次第に濃く
なっていくのが,またなんとも趣
のある・・・
そして柏崎で
新潟県下全線
完乗を達成し,
信越本線上り
普通列車に乗
り継ぎ,一路
「直江津」を目
指します.柏崎
から2駅目が,
日本海のすぐ
そばに駅のプ
ラットホームが
設けられている青海川駅に静かに電車は到着.
このどんよりした曇り空.横なぐりの雪.荒れた波しぶきがミッ
クスした,なんとも「冬の日本海」を象徴する「息をのむ車窓」に,
ここでも幸運にもめぐりあえたのです.
その後,まっすぐな線路を「上下浜」「土底浜(どそこはま)」という
これまた趣のある名の各駅を進みながら,僕が乗った普通電車は
終点直江津駅にこれまた定刻10:40ピッタリに到着しました.

直江津ではこれまた珍しく同じホームで富山行き普通電車が1分の
接続で停まっていたのです!直江津でJR東日本からJR西日本に
切り替わり,普段は駅の片隅にあるホームかに発着するJR西の
普通電車.意外にも余裕で乗り継ぎ可能だったのですが.僕は
この普通電車は見送り,1時間後に発車する特急までお土産や
昼食の駅弁を仕入れる時間にあてました.
ここでも,1分の間にかなり悩んだんですけどね!
だって,1年後には北陸新幹線が開業し,直江津~富山間を結ぶ
普通電車の姿は見られなくなる(乗れなくなる)と思うからです.
もっとも,同区間を走る特急電車も姿を消すでしょうけど・・・

ちなみに途中下車して買い求めたお土産は!
もちろん「継続だんご」ですよ!












ビールは,公募の上,先着1名様に差し上げました.

※ちなみに,なぜ帰路に時間の節約できる上越新幹線→東海道
新幹線のルートを選択しなかったのか?
それは皆さん!「大人とオトナの事情」というものなんですョ~




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