2012年7月12日木曜日

天満の降り口、右?左?

鉄道の駅のプラットホームには,ごく大まかに2つのタイプがあります.
「島式ホーム」・・・ホームの両側に下り・上り列車が到着するタイプ.
「対向式ホーム」・・・外回り・内回りのホームが向かい合う形のタイプ.

例えば,野田・福島・大阪は典型的な「島式ホーム」
弁天町・大正・芦原橋・寺田町・桃谷・鶴橋・玉造・森ノ宮・大阪城公園・
京橋・桜ノ宮などはこれまた典型的な「対向式ホーム」に区別されます.

また,これも典型的な一般論ですが,「島式ホーム」なら降り口は上下
列車とも右側「対向式ホーム」なら降り口は同じく左側,となります.

がしかし,
原則には例外がツキモノなのは,世の常.
大阪環状線での例外が,天満駅のプラットホームになります.

ちょっと,思い出してみて下さい. ←YouTubeのリンクを貼っています.
外回り電車に乗って天満で降りる際は,右側のドアから,ですよね.
では,内回り電車から天満で降りるときは,左側のドアから,ですよね!

もともと,島式ホーム1本だけの駅だったそうですが,昭和42年に
内回り電車用のホームが増設され,現在の形態の駅になりました.

地下鉄でもところどころで同じような駅に改良された駅が見られます.
御堂筋線の「なんば」駅,谷町線の「南森町」駅も,もともと島式ホーム
1本だけだったのが,梅田方面・東梅田方面電車用のホームが増設
されています.

さて,天満駅を発車した内回り電車は,左へ右へ,とカーブをクネクネ
曲がりながら,ターミナル大阪駅を目指します.
車窓右手から東海道本線が右カーブを描きながら,まるで環状線に
寄り添うように合流します.がその後,環状線の線路は大阪駅の南端
のホームに向かってどんどん東海道本線の線路に左へ,左へ,と押し
やられるようにして大阪環状線ホームに到着します.


これで,第5シリーズ「環状線内回り各駅の思い出」編は,幕を下ろします.


次頁からは,新シリーズ第6編は,「なに」シリーズにしようか・・・
ぼつぼつネタが煮詰まってきました.


また,後日,投稿でお目にかかります.
ここまでお読みくださった,皆さま,引き続きお読みくだされば幸いです.


それにしても,蒸し暑いですねー!(^o^;;//



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