終点で他の路線と接続がないため,また同じ線路を引き返す
以外に,旅の方法がない路線のことです.大阪環状線で育った
僕には,少しだけ馴染みが薄いのですが...「支線」とも申します.
大井川鉄道も,越すに越されぬ「大井川」沿いの集落を,のん
びり結ぶローカル線だったのです!
SLの始発駅新金谷駅.予定より1時間早く着いたので,ゆっくり
機関庫まで足を運び,出発前のSLたち「昭和の列車」たちを,
眺めることにしました.

せんか?
昭和30~40年代から大阪から
奈良県吉野,和歌山県高野山を
結んでいた元近鉄・南海電車です.
再会は嬉しかったです!でも・・・
車体の手入れがほとんどなされ
ておらず,傷むにまかせた電車を
目にして,相当心が痛みました.
あと1社.元京阪特急の2両連結
も新金谷駅構内に停まっていまし
たが,写真には撮れませんでした.
この大井川鉄道本線.観光列車
SL急行かわね路が訪ねた春休み
の日曜日は3往復.本線を通して

8往復.区間運転1往復に金谷~
新金谷「ひと駅」電車が8往復のみ,
という「地域の足」というよりは観光
客輸送がメインの鉄道なのかもしれ
ないですね.
さて,SL急行かわね路13号は7両の客車にめいっぱいのお客を
乗せて新金谷駅を出発.終点千頭(せんず)駅まで約38キロ,
高低差約230メートルの道のりを73分の時間をかけてゆっくり
のんびり進んでいきます.
僕はSL急行もさることながら,旧型客車と呼ばれる昔の「列車」に
乗っておきたくて大井川までやってきました.昭和50年代まで大阪

のんびり走っていた姿をご記憶の
方も多いかと思います.僕は記憶
にあるのは昭和56年に乗った旧型
客車.ドアは手動で,走行中も開閉
可能!さらにはトイレの下に線路が
写真も走行中のデッキから,ドアを
開けて撮った1枚です.
本当は走行中のドア開閉は禁止され
ています.
皆さん,できればマネはなさいません
ように!
さてさて,きわめてゆっくり走るSL急行.平均時速約31キロ.
観光列車とはいえ,天下の大往来「東海道」新幹線&本線から乗り
換えたローカル線ではありますが.SLのスピードが当たり前だった
時代に思いを馳せてみますと・・・その時代の経験がないだけに
どこまで正確に思いを馳せられたかはかは定かではありませんが,
「これはこれで,ええんとちゃうの?」
と,これまたいつものローカル線を乗ったときの感慨にひたることに
なったのでした.
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