2013年5月27日月曜日

シリアス・トーキョー

あっという間に五月も最終週を残すのみ,となりました.ネ...

実はもうおとといになりますが,25日の土曜日に日帰りで
東京に行って参りました.
当日は,想定外の三部構成となったのです.

第一部 靖国神社,初参拝!

のぞみ204号が8時43分東京駅に到着したのち,市ヶ谷
という駅を目指しました.当然,中央快速線の1・2ホーム
に向かいましたが,市ヶ谷には中央線の快速が停まらない
ため,山手線で秋葉原へ,総武緩行線に乗り換えて市ヶ谷
に着きました.ようは市ヶ谷に着いた,ということです.
(ごちゃごちゃ言ってゴメンナサイ!)
僕は鉄道好きなのですが,土地勘があるのは大阪近辺の
み,という超・井の中の蛙ですので,電車には乗ることが出
来ても,駅の改札から一歩外に出ると途端にSTRENGERに
大変身!というか,もともとSTRANGERなんですケドネ(^_^;;

靖国神社,齢四十一を目前にして初めて参りました.
特に遊就館での展示物の数々,残念ながらじっくり拝観でき
ませんでしたので具体的なご説明は差し控えますが,お国の
ために命を落とした英霊の遺書のひとつに目を通したとき,
感謝の気持ちからでしょうか...涙がつっーと僕の両頬を伝った
のでした.








第二部 御茶ノ水女子大学,女子大学に初入校!

こちらがこの日のメインイベント!
知識情報学会シンポジウム「東北大震災と地籍情報」に出席
したのです.
先週18日土曜日に京都の業務講演会と懇親会でお目にか
かった日調連顧問と,いつも僕に温かくも厳しく激励をしてくだ
さる仙台の大先輩のお二人にご挨拶をし,緊張の中,各先生
方の知見を聴講いたしました.
シンポジウムの内容につては,専門的な内容になりますので,
既述は差し控えますが,シンポの聴講者の中には一般の方も
いらっしゃいましたので,先生方の発表方法もいつもの専門家
向けの内容一辺倒ではありませんでした.このことは,私たち
の日常業務をご理解いただくための必要性を学ぶ機会ともな
りました.
終了予定の17時30分,仙台の大先輩に敬礼をし,懇親会に
は参加せず,第三部に向けて一路,東京駅を目指しました.

第三部 ある男性との会食!

約束の午後6時,東京メトロ丸の内線東京駅改札口に,僕は
5分ほど遅れ,相手の男性は30分ほど遅れておいでになりま
した.待っている間,新東京駅丸の内北口のドームや,丸の内
の新しい地下街を見て回りました.10年以上前の20代の頃
に通っていた東京駅とはずいぶんイメージが変わりましたね!
さて,その男性は僕より一回り年上の理系の会社員.
家庭内で様々な問題が続発している,と耳にしておりましたので
今回の東京日帰りの時間を活かし,駅構内のとんかつ店で二
時間と少し,さまざまなお話を伺いました.
僕の立場では,何らかの示唆をするような立場ではありません.
ひたすら「傾聴」に徹したのです.

夜9時の5分前,東海道新幹線の改札口で別れを告げ,僕は
キオスクで定番の「東京ばな奈」を買い込み臨時のぞみ421号
に乗り込みました.
図らずも,三部作と相成りました25日土曜日.

三部とも大変な精神的エネルギーを必要としたのです!

N700系ではない,先代の「700系のぞみ」.
久しぶりに乗りました.が...本当に精根尽き果てた状態とはこの
ことか!と体感しつつ,新幹線独特のあの耳をつく「キィーン!」
という風切音が常に頭の中を響き渡り,暗い車窓と高速で流れ
去っていく町の灯り....

いまから11年前のちょうど五月の末.
転職活動で,東京で強烈な惨めな目に遭い,逃げるように東京
駅で飛び乗ったのが「700系のぞみ」
7年前の3月に初めて訪ねた東京ディズニーランドの帰り,強風
で寒いなか震えが止まらず,京葉線もダイヤが乱れ,東京行きの
電車がなかなかやってこないホームの上で,「もう大阪に帰る!」
その日は,新橋あたりで一杯ひっかけて「寝台急行銀河」で大阪
に帰る予定で寝台券も手配していたのに,短気を起こして乗車変
更して乗り込んだのも「700系のぞみ」...
その数年後,「寝台急行銀河」はダイヤ改正で廃止になりました!

最後は,寝台急行銀河に乗り損ねた思い出まで話が飛んでしま
したが.

東京日帰りは「ちょっとキツイなぁ」と感じる年齢になったんでしょうか?


2013年5月19日日曜日

夏の陽射しを浴びながら

昨年11月に「空気」切り裂いて!!の頁で日帰りで岡山まで往復
したことについて,投稿いたしました.
左は,僕が奇跡的に土地家屋調査士
試験に合格した年に配布されていた,
土地家屋調査士のPRパンレット最初
のページです.
当時の日本土地家屋調査士会連合会
(長いので以下「日調連」と略します)の
会長と,皆さまご存じ「伊能忠敬」さんと
の対談形式というユニークな企画が巻
頭を飾っています.
その当時の日調連会長の西本先生が
講師として,京都土地家屋調査士会の
業務講演会におみえになる,ということ
で,昨日も京都へ行って参った次第です.


5月に入って4度目の京都訪問です.
快晴のもと,京都駅から会場の施設まで
およそ30分,てくてく極力陽射しを避け
ながら歩くと,これまた外国人観光客や,
修学旅行生と頻繁にすれ違いました.
さすが!京都!」をもう数えきれないくら
いですが,昨日も痛感しました.

さて,昨年11月,わざわざ岡山まで足を
のばしましたのは,パンフレットのお写真でしか知らなかった西本
現・日調連顧問のお話しを是非一度伺ってみたい!と希望したか
らなのでした.ところがどっこい・・・
パンフで拝見した温和な雰囲気とは180度違う,実に辛辣な口調
で後継者である調査士たちに向かってまさしく「檄を飛ばす」内容に
相当面食らったのです!大阪に帰ってからしばらくショックで寝込ん
だほどなのであります....
その「檄が飛ぶ」激しい講演を隣府の京都で拝聴できるとあっては,
なにを差し置いても,足は京都に向かっていたのでありました!

講演は実に濃厚な内容(詳細はここには記述いたしませんが)で,
懇親会では,恐れ多くも西本顧問の斜め前の席に座り,終始気の
抜けない「緊張」の連続だったのです!

本当に全国を駆け抜け,調査士の代表者として粉骨砕身されたその
Vitality の激しさを間近で感じることができ,大変有意義な時間を
送ることができました.

「まだまだ勉強して業務と対峙し,とどまることなく鍛錬を積まねば」

と思いつつ,日付が変わった今日は,寝込むまではいきませんが,
かなりの疲労感が...

まだまだ,鍛錬が足りませぬ...(>_<)!!!!!






2013年5月12日日曜日

秘湯ではない有馬温泉

秘湯!

いい響きですねぇ!年齢を重ねるにつれ,この響きが
耳をくすぐってくれます(o^o^o)...

さて,日本三名湯.と耳にされて思い浮かべる温泉は?
① 草津温泉
② 下呂温泉
③ 有馬温泉

では,日本三大薬湯,で頭に浮かぶ温泉は?
① 草津温泉
② 有馬温泉
③ 松之山温泉(新潟県)

でも,僕個人の宿泊回数別,ベスト3名湯は...
① 野沢温泉    7回
② 有馬温泉    3回(16歳,24歳,40歳)
③ 松之山温泉   2回

そして浸かった回数別,ベスト3名湯は...
① 有馬温泉       カウント不能
② 貝塚ほの字の里  カウント不能(大阪府)
③ 野沢温泉      たぶん7回×2~3回

さらに僕個人が選ぶ泉質ベスト三名湯は...
① 榊原温泉(源泉)
② 有馬温泉(温泉会館)
③ 野沢温泉(外湯)

最後に,一度は訪ねたい温泉ベスト3
① 草津温泉+四万温泉(群馬県)
② 酸ヶ湯温泉(青森県)
③ 名剣温泉+祖母谷温泉(富山県)


さてさて,皆さまの三名湯もそれぞれおありで
ございましょう!


2013年5月5日日曜日

たっぷり満喫、高野線

比較的天候の安定している今年のGW後半.
大学時代の先輩から,僕と僕の友人M君がお誘いを受け,
四十路おとこ3人で,ハイキングに行ってまいりました.

高野山を目指す特急「こうや」




詳しい解説は南海電鉄のホームページをご覧ください.
http://www.nankaikoya.jp/tenku/station/shimokosawa_kamikosawa_03.html

高野線の終点「極楽橋」駅から三つ手前の「上古沢」駅より
その一つ手前の「下古沢」駅との間にある中古沢橋梁を渡る
電車をその直下から眺めることができる,隠れた名スポットと
申せましょう!
2006.7.28撮影 山陰本線旧餘部鉄橋(鎧~餘部間)












かの有名なJR山陰本線の旧餘部鉄橋と同じ構造(現在の餘部
橋梁はコンクリート橋に架け替え済)の鉄橋で昭和2年に南海
高野線高野下~極楽橋間の前身「高野山電気鉄道」の開業前
に架設された御年86歳の鉄橋だそうです.

高野下~極楽橋間は,制限時速33キロ.
日本鉄道名所6 小学館(1987.3.10発行) 171p.より抜粋




















上図のとおり急勾配(1000分の50m=50‰=5%)と急曲線
(半径100m)というとてもとても厳しい地形を,特別な装備
をした1両17mの電車が上下する勾配マニアの僕にとって
はまさに「垂涎の電車」ともいえるのです!
(通常の南海・近鉄電車,JR大阪環状線の電車は1両20m)

中古沢橋梁の眺めを堪能した3人は,線路沿いの旧トロッコ
道や国道,渓谷散策道を歩きつないで,一気に九度山の町
まで下りてきました.

九度山町は,初めて訪ねた町だったのですが,真田幸村が
雌伏をしていた歴史がある,とのことで町ぐるみで「町家の
人形めぐり」や「真田祭」のイベントの真っ最中でした.
また高野山町石道(こうやさんちょういしみち)のスタート地点
となる慈尊院も訪ね,隣接の丹生官省符神社への119段の
石段にも当然チャレンジしましたが,けっこう足に堪えました!
九度山は世界遺産高野山参詣への要所,となる町だったん
ですね!

やはり,駅から一歩外に出て,その町をゆっくり歩くと,全く予
想だにしない「出会い」があるもんやなぁ...と感慨も新たに帰り
の快速急行なんば行きに乗り,大阪に戻りました.

A先輩にお誘いいただいたおかげで,なかなか,味のある1日
を過ごすことができました(^o^)//

2013年5月3日金曜日

ひょっこりファミリー

ただいま,世間ではゴールデンウィーク真っ只中でございます!
僕自身は,フリーランス(ということにしといてください・汗)です.
平日だろうと土日祝日だろうと,やることがなきゃぁ「休み」デス.

そんな「愚痴」はともかく・・・

そんな×2,今年のGWのとある昼下がり.
僕は大阪府堺市にある「百舌鳥古墳群」を歩いて巡る「勉強会」
に途中参加しておりました.
仁徳天皇陵・履中天皇陵・いたすけ古墳・ニサンザイ古墳など.
大阪土地家屋調査士会の大ベテランの先輩方十数名の後ろに
ついて,さまざまなご高説を賜りながら,ゆっくり散策を楽しんで
おりました.沿道のツツジも実に鮮やかでしたね!(^o^)//

ある古墳にさしかかりました.
満々と水を湛える周溝の中に,うっそうと木々が繁る前方後円墳.
そんな木々の中から,ヒョコっと顔を出したのが一匹のタヌキ.
よくよく目を凝らすと,大小4匹のタヌキたち.
きっと,親子なんでしょうね!その中の一匹が,途中で崩れ落ちた
コンクリート製の橋のようなものを渡ってきて,ピョンと飛び降りま
した.周りで甲羅干しをしていた亀たちはいっせいに水の中へ!















水を飲みにやってきたんですね!

地元の方も噂では耳にしていたものの,実際にタヌキの姿を目撃
したのは「初めて」だったそうです.
皆さん足を止めて,しばらくそのタヌキ・ショーに見入っておられました.

それにしても,さすがベテランの先輩方.
沿道に埋設されている境界標や珍しい構造の建物を見つけては足を
止め,やれあーでもない,こーでもない,と日常業務さながらの真剣な
眼差しに様変わりして,熱く自論や経験談を展開されておられました.

たいへん勉強になった古墳群巡り,の一日(僕は半日)デシタ.

2013年5月2日木曜日

やんごとなき特急電車

一泊二日の伊勢志摩旅行.
最後の投稿となりました.

宇治山田16:41発大阪難波
行き特急「しまかぜ」
旅の締めくくりは,今年3月に
debutしたばかりの近鉄特急.
ある意味,この特急のチケット
が取れたので,旅の行き先を
伊勢志摩に定めたという面も
あります.


少しだけ苦言を呈します.
近鉄プロパーの駅員の接客
姿勢に改善の余地を感じず
におれませんでした.
まず,駅特急券販売窓口の
係員.特急券の発売開始は
乗車1か月前の午前10時30
分から.仮に並んでいても,
売り切れる場合がある,と木
で鼻をくくったような応答.

実は特急券は発売日翌日に大阪梅田の近畿日本ツーリスト
で入手したのですが.KNTのお姉さんも「しまかぜ」の特急券
ということで最初は「あぁー(ちょっと無理かも)」という表情で
したが笑顔は絶やさず,「ちょっと待ってくださいね!」としば
らくモニターを見つめて端末を操作すると「2人席,とれま
した!」と,僕もダメもとでKNTまで足を運んでいましたので
どちらも「ありがとう!」と笑顔で発券・支払をしたのでした.

サービス業でしょ?乗ってもらってなんぼ!の商売でしょ!
あと,ホームの係員もマイクで大声を張り上げて「危険です
から,写真撮影は・・・!」と注意していました.わかります.
でも,近鉄も起死回生を賭けて投入した特急電車.僕のよ
うなマニアが一眼レフを構えて写真を撮っているわけでもな
く,一般のお客さんが嬉しさと珍しさのために携帯電話や小
さなデジカメを構えているだけやのに!と僕は感じましたね!
高圧的なホームのアナウンスにかなりの違和感を覚えました.

よっぽど「やかましいわい!」と駅員の耳元で叫んだろか!
という衝動に駆られましたが,ここは抑えて,抑えて...

車内は極めて快適でしたね(^o^)//!
座席はパンフレットの写真のとおり,新幹線のグリーン車の
座席をさらにソフトな座り心地にしたオールレザーシート.
6人用コンパートメントや4人個室も満席だったと思います.
あと,カフェ車両で「珈琲」くらいは楽しみたかったので,すぐ
3号車に向かったのですが「満席です!」.でもしばらくして
空きがでましたので伊勢中川を通過するまでに,2階の席
に座ることができました.
アテンダントのお姉さん達も,しまかぜの運行開始に備えて
採用された!とのことで,楽しそうに接客していましたので,
こちらも気分よく珈琲をたしなみました.さらに,座席に戻っ
てからもワゴン販売でアイスクリームを買い求め,もう甘い
モノでおなか一杯になったのです(食べ過ぎ!).

終着大阪難波到着は18:19.1時間38分の贅沢なしまかぜ
の旅はあっという間に終わりました.
難波で降り立った同じホームで,後続の阪神電車に乗り換え
そのまま帰宅できます.阪神なんば線の開通で,近鉄が身近
になった気がします(駅員の態度以外は・・・-_-;;).


僕はふだんから,普通列車を乗り継ぐような旅に慣れていま
すので,この度のしまかぜのようなやんごとなき特急電車
一度乗るともういいかな!というのが正直な感想です.
だって,僕は車窓や前方展望,線路地形と運転士の操作を
同時に楽しむタイプの鉄道ファンですので,「贅沢なシートは
あまり必要ないんかなぁ!」って.
※ちなみに僕は一眼レフは20歳くらいでヤメマシタ.既に「撮り鉄」ではナイノデス!

これも40代になったゆえ,の所感でしょうか?

2013年5月1日水曜日

歩いて外宮と宇治山田まで

今日から5月だというのに,何とも西高東低な一日でしたね(>_<)!!
クール・ビズ開始日にはふさわしくない肌寒さ・・・

前頁では,伊勢参宮の中身についてほとんど触れませんでした.
今年は20年に一度の式年遷宮の年に当たりますので,正宮の
隣に新しい正宮の造営工事が真っ只中なわけですが.

ここで生まれて初めて抱いた感慨について述べたいと思います.

遷宮直前の,築後20年経過した各宮の風情.
苔むした屋根.柱や壁の木目.
真新しい木材とのコントラスト.
そして,20年おきに造営の技術が伝承されている,ということ.
20年経てば,10代の新米が30代の中堅に.20代の若手が
40代のベテランに.40代のベテランが60代の大御所に.

そうやって営々と継承されてきた技術,先人の営みに思いを馳せ
ますとこれまでとは違った宮々が僕の眼に映ったのです.

さて,おかげ横丁を抜けますと,猿田彦神社が鎮座しています.
こちらにもきちんと二礼二拍手一礼をいたしました(_ _).

内宮前・猿田彦神社前から外宮前に至る路線バスは,1時間に
4本.そのうち2本が五十鈴川駅経由の遠回り,もう2本が御木
本道路を直行するルートをとります.(運賃は同じ280円です)
御木本道路を直行するバスを利用するつもりでしたが,猿田彦
神社から外宮前までわずか3キロほどの距離でしたので,「歩い
ていこう!」とここでも二人の意見は珍しく一致をみたのです.

の~んびり歩きました.交通量の多い道路の両側は,実に閑静
な住宅街が広がっています.快晴の空と緑の木々のコントラスト
にも癒されながら,45分ほどで外宮に到着しました.
3年前のクリスマスイブの早朝,上本町6時10分発の鳥羽行き
快速急行に独り乗り込み,伊勢市駅で下車し,朝の外宮を参拝
した以来となりました.

外宮は内宮ほどの人出はありません.
そこがまた好きなポイントでもあるのですが,ここでも同じく遷宮
の造営工事が進められていました.
僕が伊勢神宮の中でも最もお気に入り
の宮が,この外宮の別宮「多賀宮」.
祭神は外宮の主祭神「豊受大御神」の
「荒御魂」です.
多くの人が訪れる内宮の主祭神は申す
までもなく「天照大御神」でありますが,
僕はアマテラスが女神ではなく「男神」で
ある,という説を支持しています.
そして,これも皆さまご存じ「日本書紀」
に,伊勢外宮の豊受大神の記述が全く
無い,という不可解な事実.
そこで別宮として祀られている豊受大御
神の「荒御魂」.
わざわざ,別宮として荒御魂が祀られ
ているところに,深く歴史の闇に閉ざされた何か,を感じずには
おられないのであります.
いやいや,申し訳ありません.つい,古代史の趣味に入り込んで
しまって!既述のとおり僕は関裕二氏の著書にハマっております.
伊勢神宮にお参りの際は,是非この一冊をお読みになることを
極めて個人的におススメさせていただきます(^^)//

さてさて,無事に内宮・外宮の参拝を済ませ,伊勢市駅へと続く
参道を歩きます.明らかに内宮ほどの活気はありません.
そんな中,いい加減にコーヒーで一服したくなり数少ない喫茶店
に入ったのです.そこで実に「カッコいい」初老のご夫婦と遭遇し
ました.僕たちより後に入店し,お二人で一本ずつの瓶ビールを
ご注文になり,肴をオーダーすることもなく,ビールだけを「クイッ」
と飲んですぐにお勘定をされたのです!
今の朝ドラの主人公風に申しますと「カッケー(☆∀☆)!」といった
ところでしょうか...

時間に余裕がありましたので,駅前が整備工事中の伊勢市駅を
通り過ぎて,一駅鳥羽寄りの宇治山田駅までゆっくり歩きました.