大学時代の先輩から,僕と僕の友人M君がお誘いを受け,
四十路おとこ3人で,ハイキングに行ってまいりました.
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高野山を目指す特急「こうや」 |

詳しい解説は南海電鉄のホームページをご覧ください.
http://www.nankaikoya.jp/tenku/station/shimokosawa_kamikosawa_03.html
高野線の終点「極楽橋」駅から三つ手前の「上古沢」駅より
その一つ手前の「下古沢」駅との間にある中古沢橋梁を渡る
電車をその直下から眺めることができる,隠れた名スポットと
申せましょう!
2006.7.28撮影 山陰本線旧餘部鉄橋(鎧~餘部間) |
かの有名なJR山陰本線の旧餘部鉄橋と同じ構造(現在の餘部
橋梁はコンクリート橋に架け替え済)の鉄橋で昭和2年に南海
高野線高野下~極楽橋間の前身「高野山電気鉄道」の開業前
に架設された御年86歳の鉄橋だそうです.
高野下~極楽橋間は,制限時速33キロ.
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日本鉄道名所6 小学館(1987.3.10発行) 171p.より抜粋 |
上図のとおり急勾配(1000分の50m=50‰=5%)と急曲線
(半径100m)というとてもとても厳しい地形を,特別な装備
をした1両17mの電車が上下する勾配マニアの僕にとって
はまさに「垂涎の電車」ともいえるのです!
(通常の南海・近鉄電車,JR大阪環状線の電車は1両20m)
中古沢橋梁の眺めを堪能した3人は,線路沿いの旧トロッコ
道や国道,渓谷散策道を歩きつないで,一気に九度山の町
まで下りてきました.
九度山町は,初めて訪ねた町だったのですが,真田幸村が
雌伏をしていた歴史がある,とのことで町ぐるみで「町家の
人形めぐり」や「真田祭」のイベントの真っ最中でした.
また高野山町石道(こうやさんちょういしみち)のスタート地点
となる慈尊院も訪ね,隣接の丹生官省符神社への119段の
石段にも当然チャレンジしましたが,けっこう足に堪えました!
九度山は世界遺産高野山参詣への要所,となる町だったん
ですね!
やはり,駅から一歩外に出て,その町をゆっくり歩くと,全く予
想だにしない「出会い」があるもんやなぁ...と感慨も新たに帰り
の快速急行なんば行きに乗り,大阪に戻りました.
A先輩にお誘いいただいたおかげで,なかなか,味のある1日
を過ごすことができました(^o^)//
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