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平成24年7月1日現在推計 区の人口66,305人世帯数29,919世帯 男32,278人 女34,027人 区の面積16.94㎢ |
きょう(9/11),東日本大震災から1年半.
テレビニュースもにわかに,震災関連情報を流していました.
毎度,毎度,報道機関は,どこまで真剣に震災復興を捉えて
報道しようと考えているのか,よく理解できませんが...(-_-;;)
ニュース7の報道では,
昨年3月~今年7月の期間,東北被災3県の人口流出の合計は,
75,957人.現在も34万3千人の被災者が避難生活を余儀なく
されているそうです.
冒頭は,僕の地元の今月の区報紙です.
防災の9月だけに,17年前の阪神淡路大震災で崩壊した淀川の
堤防の写真は,生々しい記憶を呼び覚まします.
あの日(1995.1.17)夜が明け,北港に車を飛ばすと,大阪湾に近づく
につれ,そこかしこが液状化現象で電柱が傾いていたのです!
現在,此花区の淀川はほぼ「スーパー堤防」化がなされております.
3年前の政権交代後に,当時の行政刷新(?)会議が注目を集め,
「スーパー堤防」事業が,やり玉に挙げられていたことは,こちらも
生々しく記憶に新しいところです!
その関西の国土交通省所管の河川の堤防は,その大部分が,来る
べき大地震の対策がなされていない,と直近の報道で耳にした記憶
もございます.つまり,押し寄せる津波は,易々と淀川の此花区の
上流から大阪市内に,安治川については環状線から眺められる半
円形の水門から上流は,その水門の下流より1メートル高さが低い
堤防!,を乗り越えた津波が,拙宅地元を襲うことが明らかになり
ました(>_<)!!
さて,上記の東北3県の流出超過の約7万6千人,という数字.
大阪にあてはめて考えてみましょう.
地元(くどいですね!)此花区の人口約6万6千人を1万人も上回る
人々が,東北3県から去った.つまり此花区+1万人の町が消えた
ことになります!大阪市内でみてみると「天王寺区」の人口が約7万
2千人です.
もう一つの,いまだ避難生活を続けておられる34万3千人,ですが.
大阪環状線の大阪駅から(毎度の)内回り電車に乗って,順番に各区
の人口を足し算してみましょう・・・
・北区(大阪駅).・・・114,248人
・福島区(福島駅・野田駅)・・・69,569人
・此花区(西九条駅)・・・66,305人
・港区(弁天町駅)・・・131,940人
・大正区(大正駅)・・・68,179人
※参照 http://bb-building.net/matome/h02.html
福島+此花+港+大正4区の人口を合計してみると・・・335,993人
(福島区にはスーパー堤防はなく、此花・港・大正区は大阪湾に面しています)
つまりですね...は不要ですね!
この4区の全員が全員,震災で地元を離れ避難生活を強いられる,
震災から1年半が経過しても!
想像してみませんか?
僕もこのうちの一人に「当然」含まれております.
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