ラジオで気象予報士さんが「クリスマス寒波の置き土産」と表現
されていた今朝の凍てつく寒さ!
「ウマいこと言うなー」と,なかなか抜け出せないフトンの中で,
「ポン!」と膝を叩いておりました(^_^)//
さて,数日前の夕刊に,とても「僕の」気を惹いたコラムが掲載
されていましたので,皆さまにもご紹介させていただきます.
「狭くて広い国」 ...途中より
狭い国土が47の都道府県に区切られている我が国。それでいて、
各県は地形・気候が相違し、同じ県内でも地域によって言語・気質
に個性が有る。職掌柄、府県に度々赴任し、全国各地に出張した
が、何処に行っても新鮮だった。関西各県には独自の文化的輝き
があり、高知は尊敬する県人第1位が今もって坂本竜馬で反骨の
イゴッソウが溢れていた。関東県多くは、権威を尊重する姿勢が強
く自己宣伝を良しとしない気風等々。
地方の個性・多様性が醸成されたのは、平安時代に66国2島に
確定した「国」が、千数百年に渡って地方行政区分の基礎とされた
こと。実質は300余藩の分権であった幕藩体制が260年も続いた
こと。廃藩置県が、藩を引き継いだ上で統合する道を歩んだこと等
に因るのではないかと想像する。四季もあり、素晴らしきかな「狭い
が広い」多様な国、日本!
いかがでしょう?簡潔な文章の中に日本の多彩さを見事に表現さ
れている,と「僕は」感嘆しました.
今年は偶然ですが,横浜・札幌・仙台と「東へ北へ」,と遠出をする
機会に恵まれました.ふだんは大阪の都会地(と僕は思っています)
に暮らす僕にとって,都会地そのものにはあまり興味はないのです
が,「井の中の蛙大阪しか知らず,やなぁ...」と何度も感じました.
また,京阪神にも機会を得ては出向き,この100kmにも満たない
地域にも確実な「文化の違い」がある!と実感せずにおられません
でした.
だってぇ,京阪神の3府県の中に,上記文中の66国のうち摂津・河
内・和泉・播磨・淡路・但馬・山城・丹波・丹後の9国も「ひしめいて」
いるのですから!
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