2012年8月26日日曜日

地理日本史倫理政経

のっけから,ですが,高校2~3年に履修した社会の科目です.
この科目に,あと「世界史」が加われば,僕の視野も発想力もあと
少しはGlobalに拡がっていたかもしれません・・・(?_?)

確か高校2年で「地理」と「世界史」が選択となり,迷うことなく「地理」
を履修しました.でも,僕は決して「地理」は得意ではありません.
僕が得意(?)なのは,地図を眺めること.地形図を眺めること,だけ
です(断言)!記憶が定かではないのですが高校1年生の時分に,
高校時代は「福島」でした
難波・高島屋で開催されていた,「地図展」
なるものに,放課後に寄り道をして足を運ん
だことがありました.
まだまだ,高島屋の北向かいが「南街会館」
の映画館があった頃のお話です.
その際,いまでいう3Dでしょうか?赤と青の
怪しいメガネをかけると,地形図の尾根や谷
が,クッキリ浮かび上がって見える仕掛けの
図面をいただきました.いま思うと,あの展示
場で並んでいたのは測量の器械だったのか
もしれません.
僕は「鉄道図書」を凝視するのと同じくらい,
地形図その他の展示物を熱心に見ていたのでしょうか?
おそらくいま思えば,国土地理院の職員さんと思しき方からふと
声をかけられました.

「君,地図に興味があるのかな?」

少しその声がスカウトっぽく耳に響いたせいか僕は反射的に後ずさりし,
手を左右に振りその場を去ってしまったのです.
たぶん,あのとき素直に「スカウト」されていれば僕はいま頃,国土地理
院の職員として,地形図作成に全国を転々としていたかもしれません.
(「スカウト」で国土地理院の職員にはなれません,当たり前ですが!)
でも,16歳の少年は,まだ国鉄(前年にJRに移行)の運転士になる夢を
捨てていなかったのです.その夢は,翌年,高2に進級する際に,打ち砕
かれ,僕は文系に進み,さ迷うように「地理」を選択したのでした.

それから,10年後.曲折を経たものの,僕は登記測量の業界に飛び込み
ました.ずいぶんと思いきった転身を図ったものだ,といまでこそ苦笑まじり
で振り返れるのですが・・・

24日金曜日,僕は京都で「国土交通省」が所管する事業の研修会を受け
てきました.国土調査・地籍調査,という皆さんには幾分耳慣れない事業
についてなのですが.実は耳慣れないのにも理由があります.
その事業の都道府県別進捗率が,僕が持っていた平成22年3月末時点
の資料でワースト1が「大阪府」の6%,ワースト2が「京都府」の7%だった
のが,金曜日に頂いた今年3月末時点での進捗率が京都府が7%のまま
ワースト1に,大阪府が8%のワースト2に順位が入れ替わっていました.

ワースト1・2を争っても仕方がないのですが,いずれにせよ,全国1・2の
事業の進み具合の「悪さ」ですので,この地籍整備事業を大半の方がご
存じなくても,イッコウに問題はありませんが,ご存じの方が実はお得かも
しれません・・・その研修の閉会の辞で,主催者を代表された方が,
京都人は日本一プライドが高い,と言われているのに・・・」
とおっしゃっていたのが,大変印象に残りました.でももっと,僕の心を突き
刺したのが,その辞を述べられた方が,僕のこの[大モリ]BLOGを「読んで
るでぇー」,と直々に僕に伝えにいらっしゃったことでした!

「うわっ」と思わずうめき声を上げた僕.
京都の悪口?,いや,えっと,あれはただの皮肉,いやきっと関西人全体
に,皮肉を込めたつもり・・・(まして僕の義理の両親は京都在住),全ての
言い訳はあとの祭り,かな・・・やっぱり.

※地籍整備事業の詳細につきましては,国土交通省のHPをご覧ください.
    http://www.chiseki.go.jp/index.html
※ちなみに,僕の仕事の所轄官庁は法務省・法務局ですので,念のため.僕個人は国土交通省とは
何のご縁のカケラもない「一市民」です(^_^;)





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