唐突ですが,日本書紀の天智天皇10年(671)にタイムスリップ致します.
ときは前年の夏4月30日(太陰暦)に法隆寺が全焼し,そのほぼ一年後の
10年夏4月25日,漏刻(ろこく・水時計)を新しい台の上におき,はじめて
鐘・鼓を打って時刻を知らせた.この漏刻は天皇がまだ皇太子であったとき
に,始めて自分でお造りになったものであるという.云々.・・・
そして同年12月,天智天皇は崩御します.
この4月25日の記事,太陽暦に直しますと「6月10日」になります.
つまり,日本初の時計が時を知らせた、とされる日を現代では
「時の記念日」
として,祝日ではないのですが,イチオウ「記念日」です.
ところで,1秒の長さは1967年に開催された国際度量衡総会で,セシウム
133原子の振動を基準にした「原子時」に切り替えられ、正月元日の朝
8時59分60秒の「閏秒」が日本で採用されたのが1972(昭和47)年です.
ピンボケですね(^o^;; |
以上が,長くなりましたが,
間もなく「不惑」を迎えます,
僕の誕生日についての
ご説明デシタ.
※参考文献
・全現代語訳 日本書紀・下 宇治谷 孟著
(講談社学術文庫 2000.4)
・時間の不思議 博学こだわり倶楽部編
(青春出版社 1991.11)
0 件のコメント:
コメントを投稿